幸野川橋梁
北里宮原線を走っていると樅木川の清流や道路、水田を跨ぐように立ちふさがる幸野川橋梁に出くわした。
戦後鉄筋が不足していた為、竹が用いられたので竹筋橋と呼ばれるコンクリート製のアーチ橋のひとつだ。
ここで取り上げるのは、北里〜肥後小国の4連の竹筋アーチ橋。(実際は6連だが見えるのは4連だけ)
小国町に7基残る竹筋橋のうち最も美しいとされるのは、アーチ間の壁に「透かし」のようなデザインの小さなアーチが施されているからだと思う。
北里から肥後小国方面に向かって近年遊歩道が整備されたらしいので、築堤が続く線路跡を歩いてみるのも楽しいだろう。
取材年月日2001年3月12日