今回の旅の1日目は猛暑の中強行したので少々バテ気味になった。2歳になる息子は弱音を吐かずに(暑さのためかほとんど抱っこだったが)ついて来てくれた。カフェが文字通り砂漠のオアシスのように休憩所となった。2日目は日陰や水辺を選んで移動したので比較的体が楽だったが、正午頃蹴上駅付近の温度計が37度を表示していたのにはさすがに驚いた。幼児を連れての旅行で一番問題になるのが昼寝の時間だ。本人の体調や気分により眠くなる時間にバラツキがあるので非常に読みづらいものがある。冷暖房完備の座れる電車で移動中に昼寝をしてくれるのが一番ありがたい。2日目は体力消耗を極力避けたので早めに眠くならなかったので、計画通りに本日のメインとも言えるcafe bibliotic HELLO!へ行くことが出来た。
このカフェは町屋を改造して作られており、吹き抜けの天井まで続く大きな木製の本棚と屋根までのびた暖炉の煙突が印象的なカフェだ。外観は普通の家なので店の前にあるヤシの木?がなければ気がつかないで通り過ぎてしまうだろう。吹き抜けの空間の中央には大きなテーブルがあり、現代的な古本屋さんの中にカフェが併設されているというイメージになっている。ヤシの木や吹き抜けの広い空間と巨大な本棚という一種荘厳な雰囲気がそこはかとなく漂っており、ひょっとしたらCafe DOJIをよく研究して作ったのではないかと感じられた。
特等席は2階に2セットしかないテーブルなのだがあいにくふさがっていた。入ってすぐの座り心地の良さそうな緑色のソファに案内された。ここは店内を見渡すのには絶好のスペースで、かなり独立した空間になっているので息子も周りのお客さんの目を気にせずにリラックスしてくれたようだ。メニューを見て気になったのが独創的なスムージーのラインナップだった。いろいろ悩んだ挙句オレンジ+カルダモンスムージーとピーチ+ココナッツスムージーをオーダー。
後から知ったことだがここのスムージーは美味しいことで有名だそうで、季節柄キッチンのミキサーの唸り声が途切れることがほとんどなく、ちょっと騒々しかったのが残念だった。それと禁煙でないことがちょっぴり残念だったが、繁華街に割と近いことも手伝ってまた訪れたいカフェが確実にひとつ増えた。最近特に有名になってきて満席であるケースが多々あるそうなので訪れる時間帯をうまく選んで訪れることをおすすめします。実際自分達が入った後も相当数のお客さんの入り込みがありました。