作家の宮脇俊三氏死去 鉄道の楽しさを文学に 宮脇俊三氏略歴・主な受賞作 |
宮脇氏がいなかったら、自分は旅行記を書いていなかったかもしれません。
おすすめの本で氏の著作を2003年2月24日に掲載し始めたのが虫の知らせだったかも? 宮脇 俊三氏(みやわき・しゅんぞう=作家) 2003年2月26日午前8時3分、肺炎のため東京都港区の病院で死去、享年76歳。 生年月日大正15年12月9日。 埼玉県川越市生まれ。東京出身。 東京大学文学部西洋史学科卒。中央公論社に入社。 第二出版部長、『中央公論』編集長、編集局長、開発室長、常務を歴任。退職後、鉄道をテーマにノンフィクション、小説を書き始める。 当時の国鉄全線に乗車した体験をつづった 「時刻表2万キロ」(昭和53年)は、第5回日本ノンフィクション賞、第9回新評論賞を受賞し、 ベストセラーになった。第93回直木賞候補に氏の唯一の短編ミステリー 「殺意の風景」(昭和60年)がノミネートされる、第13回泉鏡花文学賞を受賞。 「韓国・サハリン鉄道紀行」(平成3年)で第1回JTB紀行文学大賞を受賞。 「鉄道紀行文を文芸の1ジャンルとして確立した」功績に対し、平成11年に第47回菊池寛賞を受賞。 自宅は公表していない。 連絡先は東京都新宿区矢来町71、新潮社出版部。 故人の遺志により近親者のみで密葬を行った。喪主は妻まちさん。 鉄道を利用した紀行文をメインのコンテンツにしているWEB MASTERとしては、鉄道の世界として師と仰いでいた神様のような存在だった。 氏のユーモアあふれた、ほのぼのとした文章は、鉄道ファンの心の中でいつまでも生き続けることでしょう。 |
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