佐久間レールパークの車両
佐久間レールパークはJR東海唯一の車両展示施設として、飯田線の中部天竜駅(浜松市天竜区佐久間町)構内の中部天竜機関区の跡地に1991年4月21日に開設された。名古屋港に2011年3月14日に開館した「リニア・鉄道館」に車両を移すために2009年11月1日に18年の幕を閉じた。
米国製の電気機関車(1923年製造)や、流線形をした「モハ52形」(1937年製造)、緑とオレンジ色の直流近郊形電車(1962年製造)、特急「しなの」で使われた日本初の大出力気動車(1968年製造)――。中部天竜駅の改札口を通って入る園内には大正から昭和に活躍した16車両が狭しと並んでいた。
取材年月日 2003年7月19日