江ノ電 1000系 SEABREEZE編成
資生堂はブランドの買収を積極的に行っているが、ブランドの浸透には広告に工夫が必要である。
2000年6月に買収した肌用ローションのブランド「SEABREEZE」の名称を江ノ電1000系の車両の外側に大書した車両を運行させ始めた。
SEABREEZE編成は2両で,藤沢駅から鎌倉駅までを一日に8往復する。
ただし、土日祭日の日中は4両編成で運転されるので、平日しか独立したSEABREEZE編成はお目にかかれないと思う。
期間は4月から10月の予定。海水浴客で賑わう江ノ電を利用してブランド認知度を高め、夏向け商品のイメージの定着を狙う戦略だ。
江ノ電は地元の足として生活の一部になっているので生活用品とのタイアップはベストマッチと言えよう。
昔の古びた江ノ電を知っている者としてはちょっと違和感があるが、鉄道の活性化という点では評価できると思う。
2002年からは倉木麻衣が白とブルーのイメージにぴったりということで、イメージキャラクターとなり、
CMソングなどですっかりおなじみになっていて、ファンの間ではこのSEABREEZE編成に乗ることが憧れとなっている。
このSEABREEZE編成をCMに使わない手はないと思うのだが、マスコミに極力露出させない事務所の方針では実現は難しい。
倉木麻衣ファンとしては、署名を集めてエフティ資生堂にお願いしてみたくなってしまう。