300形 304−354号車
100周年記念事業の一環として2002年6月末〜11月頃まで、昭和初期から昭和25年頃まで使われていたと思われる茶色とクリーム色の塗装を304-354号車に再現している。
行先表示板の「藤澤」の表記が懐かしい。というのも小さい頃の習い事で江ノ電を週に一度利用していたからだ。
比較的最近に「チョコ電」として親しまれた江ノ電800形は山梨交通から上田丸子電鉄(現上田交通)経て昭和46年に移籍して来た。
と言うことは、見た事や実際に乗車したこともあったのかもしれない。
最初は江ノ電標準のグリーンだったが、映画に起用されたとかでブルーに変わり、晩年はチョコレート色になったそうだ。
801−802の2両は昭和61年4月に廃車になり、801号は、生まれ故郷の山梨県増穂町利根川公園に保存された。
802号は裾野市の標高900mに広がる十里木(じゅうりぎ)高原別荘地において、個人の方に大切に保存された。