C57‐1 やまぐち号
C57‐1 車歴
昭和12年03月22日 川崎車両(製造)
昭和12年04月04日 水戸機関区(常磐線)に配属
昭和14年11月10日 宇都宮機関区(東北本線)に配属
昭和24年10月11日 千葉機関区(常磐線)に配属
昭和29年10月07日 新津機関区(信越本線)に配属
昭和47年10月03日 梅小路機関区にて動態保存
昭和54年08月01日 山口線に再デビュー
昭和12年から22年までに201両が製造された亜幹線旅客用機関車。
C55形を改良した誕生した機関車で、ボックスセンター動輪の採用、使用圧力の増圧など近代化されている。
全国各地の主要路線で活躍したC57は、その優美なイメージから「貴婦人」の愛称で親しまれてきた。
やまぐち号の客車は12系を改良したレトロ客車。
1号車 展望車風客車
オープンデッキがある展望車。赤でコーディネートされた車内は高級ホテルのよう。
2号車 欧風客車
アールヌーボー調の欧風客車。優美な光を放つステンドグラス、凝ったインテリアなど、すべてが本物志向。
3号車 昭和風客車
旧型の電灯が鶯色のシートや板張りの床を鈍く光らせ、昭和の懐かしい香りが漂います。
4号車 大正風客車
大正ロマンを思い起こさせる天井の明かり取りの窓や、アメ色の床。
5号車 明治風客車
レトロなランプが落ち着いたダークブラウンの車内を照らし、明治の雰囲気を伝えます。
取材年月日 2001年3月18日