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 TRAIN GALLERY >駅弁編
 まさかいくらなんでも寿司

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 駅弁名  まさかいくらなんでも寿司
 製造元  新発田三新軒
 購入日  2006年12月30日
 購入場所  信越本線・磐越西線 新津駅
 製造元  新発田三新軒
 住所  新潟市秋葉区新津本町1-2-43
 電話番号  0250-21-6220
 発売駅   信越本線・磐越西線 新津駅、
  信越本線・白新線・越後線 新潟駅
 HP  http://www.ekiben.or.jp/sanshinken/
 これはまさにネーミングの妙に尽きる典型的な駅弁の例と言えよう。 駅弁業界のアイドル系有名人となった雪だるま弁当を生み出した新発田三新軒さんのセンスの良さが光っている。

 「す」……鱒
 「け」……鮭
 「に」……蟹
 「くら」……いくら

 パッケージには鱒・鮭・蟹・いくらのイラストが散りばめてあり、購買意欲をそそる素敵なものになっている。 蓋を開けると酢飯の上に鱒・鮭・蟹・いくらの順番に縦に敷き詰められていて、見栄えもよろしい。 一見するとちょっと量が少なめで高級そうなイメージがするが… 酢飯がぎっしり入っていて箸休めに錦糸卵、青じそ、甘酢生姜が入れてあるのもポイントが高い。

 山陰あたりのかにばっかり入っている酢飯の弁当などは、食べている途中で必ずと言っていいほど飽きが来る。 甲乙つけがたい五種類の高級素材をコンパクトかつリーズナブルにまとめたところにこの弁当の価値があると思う。 この弁当は、酢飯の弁当の範疇では三本の指に入ると思われるほど美味しいと思う。 全国有名駅弁大会でもたびたび出品されて人気を博しているので、見つけるたびに思わず衝動買いてしまう駅弁のひとつだ。

 新津駅はJRの乗り潰しをやっていた頃駅弁を目当てに度々訪れた。 その頃の新津駅は改札口も自動改札ではなく、神尾弁当部さんだったか、新発田三新軒さんだったか忘れたがホームの立ち売りをやっており、流石に古き良き鉄道の街の面目躍如といったところだった。 今は廃線となった磐越西線五泉駅から伸びていた蒲原鉄道を乗りに行った時などは、新津駅で買った駅弁を五泉駅のJRのホームで食べたものだ。 新津と言えば鉄道博物館とJR東日本の車両工場で有名だ。

 新津には鉄道ゆかりのスポットだけでなく、知られざる新津温泉と言う素晴らしい温泉がある。 駅からちょっと歩いたところにあり何年も前から所在地を突き止めているが、残念ながら未湯である。 新津の駅弁を食べ、鉄道博物館や車両工場を見学し、油臭のぷんぷんする新津温泉に入りたいと思うのだが、この夢がかなうのはいつのことだろうか?
まさかいくらなんでも寿司
まさかいくらなんでも寿司
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