入り口が大変狭い為今まで入湯を躊躇していたが、狙い通り貸し切り状態であった。
脱衣所には常連さんのタオルが所狭しと干してあり、何やら家庭の風呂にお邪魔した感じだ。
浴槽はこじんまりしているが、ここが外湯とは思えないくらい不思議と落ち着く空間である。
男湯と女湯が分かりづらいが、湯畑側が男湯で西の河原側が女湯である。
取材年月日 2001年2月10日
久しぶりに関の湯に入ってみた。恒例の朝湯を凪の湯で済ませた後、女湯には入浴客がいたが、男湯は誰も入っていなかったので貸切で入れた。
およそ2人入ればいっぱいになってしまうような狭い浴室は家庭の浴室を彷彿とさせるサイズだ。
温泉街の中にひっそりとたたずんでいる関の湯は完全に街の風景の中に溶け込んでいる。
日中でも日の光が差し込まない関の湯は昼間でも電気をつけなければ入浴出来ない為、外から見て入浴客がいるかどうか一目で判別が出来る。
コンクリート打ちっぱなしの殺風景で薄暗い浴室だが、入ってみると意外と落ち着いて入ることが出来るので、これはこれでありかな?と思わせる。しかし、これほどまでにこじんまりとした共同浴場も珍しい。一大温泉地草津の温泉街の中で最も生活臭を感じさせる。
観光客の利用はまず皆無だと思われる。ここを利用する常連客は、温泉街の商店に勤めている方々ではないだろうかと想像しているが真偽の程は…
取材年月日 2007年12月23日
恒例の朝湯を凪の湯で済ませた後、関の湯を覗いてみたら朝日が当たって割と明るかったので、改めて脱衣所、浴室、温泉分析表などを撮影してみる。
この時は撮影のみに専念したせいか落ち着いて観察することが出来た。
全体的に昔から変わった点は感じられなかったが、浴槽の縁の所に廃湯出来るように切れ込みが出来ていた。
以前撮影した画像と比べてみると、壁と浴槽が同じ色のコンクリートだったのが、浴槽の部分が青みがかったグレーになっていた。
昼間の怒涛の湯巡りの締めくくりに珍しく動画撮影をしてみた。
冬では湯気がこもってしまう為動画撮影というのは考えられないが、夏場ならではの特権である。
相変わらず狭い浴室なので撮影するにもアングルは限られる為、あっという間に厭きてしまったが…
夕方に息子を連れてきたら、子連れの家族が長湯をしていたので湯畑付近で暇をつぶしながら何度か覗いたが、なかなか出る様子がないので退散した。
取材年月日 2013年8月10日