今日は振替休日を利用して鶴巻温泉へ出掛けました。家から30分ほどで到着するので近くて便利。数ある日帰り温泉施設の中から自家源泉を持つゆたかさんに決定。以前は旅館でしたが宿泊客の減少と日帰り客の増加により日帰り温泉施設専業として生まれ変わっている。かつての客室は個室休憩として利用されているので、混雑する休日にはそれなりのニーズがあると思われる。37℃の自噴で湯量が豊富で広々とした内湯や露天風呂の他温泉プール?まで持ち、ここはかなりおすすめ出来ると思います。ただし休日はそれなりに混雑するそうなのですが…
今回は食事・温泉・休憩がセットになった3時間コースにしました。受付で昼食のメニュー2100円から選び入浴料金1050円を払い2階の大広間で待機するという段取りになっている。1時間あたり1000円ということでこの手の日帰り入浴施設の中ではかなり良心的な値段設定かと思う。指定されたテーブルで素材にこだわった豪華な昼食をゆっくり頂きました。息子は、大きな振り子時計が気になったり他のお客さんに愛想をふりまいたりしてグルグル歩き回って興奮気味で落ち着かない様子。露天風呂は首都圏近郊としては稀有な広さで、ソテツが林立したりしてリゾート気分が味わえる温泉ととなっていた。
ほとんど貸し切り状態入ることが出来たのだが、内湯に比べて浴槽がかなり深いので膝をたてて座ることが出来ないことが気になった。小さな子供さんは立たせて入浴することが出来ないので注意が必要かと思われる。露天風呂の中には座ったり寝転んだりする為の石材で出来たベンチが設置されていたが、混雑する休日は争奪戦が予想される。ベンチが3つしかないので縁の部分を取り囲むように座れる部分を作ってみたらいいのではと思った。自家源泉で広い露天風呂で良心的な昼食料金なので、首都圏からの日帰り温泉の穴場的存在でかなり利用価値が高い施設だと思う。
取材年月日 2006.05.17
8ヶ月ぶりに鶴巻温泉にある「ゆたか」さんを訪れてみました。前回は食事付の3時間コースを選んだのですが、今回は本厚木駅前のレストランで昼食を済ませてから行きました。食事付入浴、入浴のみいずれも制限時間が3時間なのでじっくり温泉を楽しむには「弘法の湯」よりこちらの自家源泉のお湯を選ぶハイキング帰りの常連客が多いのではないでしょうか?訪れたのは1時過ぎで食事付入浴客と思しき人々で結構賑わっていました。しかしここの露天はかなり広いので芋洗い状態になることはないのでのんびり浸かることが出来ます。昨年訪れた時息子は深い露天風呂では背が立ちませんでしたが、今回はあごの下までしかお湯が来ないので歩き回ることができたので随分楽になりました。
いつものとおり3分くらい経つとすぐに「出る!」と言い出すので、内湯で体を洗ったり、露天を歩き回ったり、小石で遊んでもらったりして小1時間は付き合ってくれました。鳴子温泉で覚えた「温泉の成分」という言葉を口にするので、カルシウム分を大量に含むゆたかの湯の白色の析出物を指差して「これが温泉の成分だよ」と教えてあげました。このあたりの温泉の相場として大人1050円というのは仕方がないのですが、もともと旅館だっただけにこれで素泊まりが出来ればなあと思ってしまうくらい穴場だと思います。もっとも食事処などほとんど皆無な鶴巻温泉では実現不可能なことかもしれませんが…小学生の子供と大人の親子連れの場合1575円に割引になります。回数券は1回あたり840円とお得なのですが、有効期間が4ヶ月なので2人以上で定期的に訪れる温泉としてはいいかもしれません。
取材年月日 2007.01.27
現役当時の館内の見取り図につきましては、旅は哲学ソクラテス様に提供していただきました。