摩虎羅(まこら)大将は大威徳明王を本地仏として、申の歳と方位をお守りしている。
源泉は野沢温泉のシンボルである麻釜から引いている。 源泉が「おがま」と呼ぶのに対して、共同浴場は何故か「あさがま」と言われている。透明な湯に大量の白い大きな湯の花が浮かんでおり、鄙びたタイルが素朴ないい味を出している。(その後浴室が改築されてタイル貼りの床から河原湯と同じような石貼りの床に変わった。) お湯をかき回して湧きあがる湯の花に囲まれるのは硫黄泉好き、湯の花フェチにとってはこたえられない。 湯の感じは宿泊した近くの桐屋の自家源泉に似た感じで、 もともと源泉の温度が86.9℃と高いので滝の湯同様に激熱を予想していたのだが、 先客が水を入れてうめていたのか幸か不幸か丁度適温になっていました。 共同浴場としては道の角にあるという場所的条件に恵まれているが、大湯に比べると知名度が低いせいなのか地元民の利用が多いかと推察される。