道の駅の近くにある外湯。国道に面していますが、ちょっと下った所にあるので歩いていても気がつきにくい。
観光客用ではなく地元に根ざしており、そのため地元住民専用時間帯が設けられている。
脱衣所は広めで椅子がいくつも置いてあるのが珍しい。
浴室、浴槽とも大きく、グリーンに塗られており、窓が大きくとられている為全体的に明るい雰囲気の外湯である。
湯温は浴槽が大きい為それほど熱く感じず、万代鉱特有のぴりぴり感もあまり感じられなかった。
脱衣所の消毒の臭いから、何となく病院に併設されている温泉のような錯覚に陥る。国道沿いにあるちょっとした秘湯めいた存在であるが、車の場合は道の駅の駐車場を利用するのが良い。
特に冬の時期は国道は雪でぬかるんでいる為、歩くのはかなり難儀であり、車に水をかけられることもしばしばある。
よって徒歩の場合は、町内巡回バス(100円)のを利用するのが良い。
取材年月日 2001.02.11
こぶしの湯同様に街の中心から遠い場所にあるが、国道のそばにあるせいか利用者が比較的多い外湯なので浴槽の写真が撮れるか心配していたが、幸運にも誰もいなくなる瞬間があったのですかさず撮影した。
外観は長寿同様に明るい茶色だが、躑躅の湯は木目調の黒い模様が入っていてこちらの方が雰囲気が良い。
日当たりが悪いためにぬかるみがちだった浴舎の前がコンクリートで整備されたのがありがたい。
以前に度々感じられた消毒の臭いは感じられず、広めの浴槽も一新されたようですが、観光客に知名度が低いせいか穴場感はまだ感じられた。
取材年月日 20013.08.10