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長湯温泉 天満湯付近の地図
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長湯温泉 ★★★☆☆
透明もしくは微白濁の天満湯系
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 施設名  天満湯 閉鎖しました
 住所  大分県竹田市直入町長湯7773-6
 電話番号  なし
 営業時間   06:00〜22:00
  (09:00〜11:00は清掃時間)
 定休日  第2水曜
 料金  100円
 泉質  マグネシウム・ナトリウム−炭酸水素塩泉
 泉温  43.3℃
 HP  なし
 取材年月日  2001年3月11日
 紅葉館の温めの内湯にゆっくり入ってから湯巡りを開始する。明け方大盛況だった「かに湯」を横目に天満橋を渡り「天満湯」へ向かう。ここは二階が公民館になっており、浴室が一階にあるという公民館と温泉が一体となったタイプで、敷地内には飲泉所や祠があり、どうやら温泉名はこの祠の名前に由来しているらしい。噂の自動ドアは、入口で40円を入れると自動ドアが開くシステムだ。これでは一人がお金を入れたら何人も同時に入れてしまうので、長生湯の回転式ドアの方が無銭入湯防止に有効だと思われた。あまりにボロなのでお金を入れて、本当に開くのかな?と思った瞬間に唐突に自動ドアが開いてびっくりする。中へ入ると広いスペースが広がっており、右手がトイレと出口のドア、左手前が男湯、左奥が女湯になっている。

 営業開始を待ちわびていた先客二人に先を越された為、浴室の撮影は断念する。あくまでも個人的な見解ではあるが長湯温泉には二つの泉質があると思われる。ひとつはがに湯に代表される緑色に濁ったがに湯系、もうひとつは天満湯に代表される透明な天満湯系と仮に呼ぶことにしよう。天満湯には大きな浴槽があるだけで他にはなにもないシンプルな造りだ。浴槽は紅葉館と同様に黄土色とも茶色ともクリーム色ともつかない様々な色の温泉成分が付着している。洗い場のスペースに水道の蛇口はあったが、湯の蛇口は見当たらない。お湯は隅のパイプから出て来ており、お湯自体は宿の内湯を熱くした感じであまり印象には残らなかったが、こちらは白く微濁していたのが目立つ程度だった。こちらにも紅葉館同様に飲泉用のコップが置いてあったので、ついついガブ飲みしてしまう。「がに湯」「紅葉館」に比べて若干湯温が高いので寒い思いをしなくて済むので、温い湯が好きな人間にとっては適温の湯だ。

 さて帰ろうと思い自動ドアの前に立つが、何故か開かない。これにはかなり慌てた。途方に暮れていると、女湯から地元の入浴客が出て来て、トイレのとなりのドアを開けて出て行った。ドアの向こうにさらに回転式ドア(遊園地等の出口で見かけるヤツ)があり、かなり厳重だ。天満湯の前にあった地図を見ると長湯には私設の公衆浴場がたくさんある様だ。

 浴室の画像はidebinさんに提供していただきました。
天満湯入口
天満湯入口
天満湯男湯
天満湯男湯
天満湯温泉分析表
天満湯温泉分析表
天満神社
天満神社
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