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ギャラリー喫茶 釉付近の地図
CAFE  LIST
東京のカフェ ★★★☆☆
画材屋さんにカフェあります
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 SHOP  ギャラリー喫茶 釉
  2008年1月で閉店
 住所  鎌倉市小町1-11-9
 電話番号  0467-25-4306
 営業時間  10:30〜17:30
 定休日  水曜日
 HP  なし
 取材年月日  2002年12月21日
 小町通りの喧騒を離れて静かにお茶をしたい時にとっておきのカフェです。ガイドブックなどでは一切宣伝をしていないので、本当は秘密にしておきたいのですが…訪れたのは12月の寒い雨の振る日でした。若宮大路のイタリア料理店「ア・リッチョーネ」で昼食を済ませ、大町四角の和菓子の店「大くに」で土産を買った後に冷え切った体を休めるには格好の雰囲気だった。常連らしき男性の客は、こんな悪天候の日にお客が来たのでちょっと驚いた様子で、そそくさと帰って行ってしまった。ちょっと気の毒に思ったが、その分ゆっくりと出来た。

 一見すると画材屋さんであるが、その店の奥には立派な喫茶スペースがあった。喫茶スペースの入り口には、色とりどりの額縁の見本らしきものが展示してある。その質・量たるやなかなかのもので、それもそのはず鎌倉の有名な画家達の額縁装飾も手がけているとか。通勤列車のロングシートを連想させる木製の長いベンチシートが、鉄道ファンにはたまらない魅力だ。鰻の寝床のような細長い店内は、これまた列車をイメージしたかのようである。壁には抽象画が飾られ、その上にはセンスの良い陶器が飾られている。よくあるありきたりのカフェとは違う、画材屋さんの美的センスに裏打ちされた雰囲気の良さは、鎌倉のカフェでも1、2を争うと言っても過言ではないだろう。

 チョコレートケーキ・チーズケーキとコーヒーを注文して、分け合って食べる。ケーキ自体は取り立ててコメントするほどのものではなかったが、コーヒーは丁寧にネルドリップで淹れてくれるのが嬉しい。本業が画材屋さんだけに訪れる客も限られる為、注文したものが出てきたら、いい意味でほったらかしにしてくれる所も気に入った。店内に流れるクラシックに耳を傾けていると、時々店主が作業をしている音が聞こえ、いっぱしの芸術家にでもなったかのような錯覚に陥る。トイレに行ってびっくりしました。ドアが真っ赤で髭のおじさんをかたどった可愛いステンドグラスが施されているではないか!これは只者ではないと感じた。ちなみにこの店の真価はポークサンド、アップルトースト、クロックムッシュといった食事メニューにあるということなので、次回はいろいろ食べ比べてみたいと思った。

 鎌倉駅からも割と近く、境内に季節の花が咲き乱れることで有名な大巧寺にお参りして、そのまま裏に抜けて突き当たりを右手に行くとギャラリー喫茶 釉はあります。
ギャラリー喫茶 釉店内1
ギャラリー喫茶 釉店内1
ギャラリー喫茶 釉店内2
ギャラリー喫茶 釉店内2
ギャラリー喫茶 釉店内3
ギャラリー喫茶 釉店内3
チョコレートケーキ・チーズケーキ&コーヒー
チョコレートケーキ・チーズケーキ&コーヒー
トイレの扉
トイレの扉
クリスマス用?のボード
クリスマス用?のボード
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