珊底羅(さんちら)大将は虚空蔵菩薩を本地仏として、巳の歳と方位をお守りしている。
野沢温泉の中心に位置する中央ターミナルの近くにある穴場的な共同浴場。建物の二階には民宿組合があり、その一階部分に横落の湯がある。横落の湯は、となりの中央ターミナルの駐車場や少し下がったところにある横落パーキングが利用できるので、大変便利な立地条件にある。
一階部分は石貼り外壁で二階以上が白い外壁の三階建ての特徴ある建物なので見つけやすい。この石張りの外観は重厚感が漂う。ここは脱衣場と浴室がそれぞれ独立した一般的な造りとなっている。浴室は総石貼りで、正方形の湯船の奥から源泉温度81.9度の湯を湯口で加水して温度調整されて供給されている。使われている源泉は、野沢温泉のシンボルで村指定の名勝「麻釜熱湯湧泉」(麻釜)で湧出している4つの源泉と御嶽源泉を混合した共同源泉で、新田の湯、麻釜の湯、中尾の湯でも利用されている。