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鍬渓温泉 ★★★★★
老人会が運営する地域密着型の温泉
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 施設名  鍬渓温泉 2010年6月で閉鎖
 住所  兵庫県小野市下来住町山寄65
 電話番号  0794-63-3379
 営業時間  08:00〜17:00
 定休日  月曜日・水曜日・金曜日・祭日
 料金  500円
 泉温  16℃
 泉質  含鉄−ナトリウム−塩化物泉
 HP  なし
 取材年月日  2004.06.19
 加古川線の小野町駅から歩いていける秘湯、鍬渓(くわたに)温泉です。訪れた時は加古川線の電化前で鄙びた味わいのある旧駅舎がまだ残っていました。色鮮やかなカラーリングの古めかしい気動車に出会えましたが、現在は快適な電車が走っているのでしょう。6月とはいえ好天に恵まれたので少し歩くだけで汗ばんでしまう陽気の中、15分ほど歩いたでしょうか。新しい道が出来て多少分かりやすくなったとは言え、依然として分かりにくい場所にあります。加古川線に乗って加古川方面へ行く途中に見える鍬渓神社の森を目標にすれば、なんとなく着いてしまいましたが…

 休憩室兼食堂になっているプレハブの建物の入り口の受付に座っているおじさんに名前と住所を尋ねられる。さっそく名物になっている250円の定食(ご飯・お味噌汁・おかず2品・お漬物)をいただく。質素で素朴な食事だが入浴料の半額で食事が出来るというのは、地元の老人会がこの温泉を運営しているからである。定食以外にも食事のメニューはあるのだが、それらは一般的な値段設定になっていた。奥の方では冷蔵庫からビールを取り出して持参した漬物を肴に一杯やっている地元の方々がいたりして、実におおらかな光景が繰り広げられている。

 さて肝心の温泉だが布袋様のような石像のあたりから加熱されたお湯が供給されている。濁った褐色のお湯は金気臭がして飲むと苦味と塩味が感じられ、しばらく浸かっていると体の悪いところがポカポカしてきていかにも効き目がありそうだ。泉質こそ多少異なるが川崎にある有馬療養温泉のような地元に密着した療養泉としてここは存在価値はかなり高い。簡素だった脱衣所と浴室は2005年に内部がリニューアルされて小奇麗になり、布袋様のような石像もなくなっている。浴舎の脇には「塩の井」と書かれた石碑が建っており、鍬渓温泉の歴史が次のように解説されていました。

 冷泉の鉱泉で、天正十年(1582年)に鍬渓神社の神託により湧き出したと伝えられています。成分は塩鉄で、この水で沐浴をすると病気がまたたくまに治るとのことで、昔は湯治場として賑わい、軒を連ねる程の宿屋があったそうです。昭和の初め頃には、この冷泉を使った鍬渓温泉もありました。
鍬渓温泉遠景
鍬渓温泉遠景
鍬渓温泉外観
鍬渓温泉外観
鍬渓温泉男湯1
鍬渓温泉男湯1
鍬渓温泉男湯2
鍬渓温泉男湯2
鍬渓温泉湯口
鍬渓温泉湯口
鍬渓温泉源泉
鍬渓温泉源泉
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