バナー 屋敷温泉 秀清館付近の地図
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屋敷温泉 ★★★★★
宿の前の露天風呂は入ったもの勝ち
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 施設名  秀清館
 住所  長野県下水内郡栄村屋敷
 電話番号  025-767-2168
 営業時間  11:00〜15:00
 定休日  不明
 料金  500円
 泉質  含塩化土類硫化水素泉
 HP  http://www.burari.biz/syuuseikan/
 取材年月日  2002.06.15〜16
 この温泉は平家の落人(上州草津から源頼朝に追われた平勝秀)が移り住んだのが発祥だそうだ。弘法大師による湯を封じられたとの伝説が残る。あまりにも効能が高い為に、地元の人は湯治客が押し寄せてきて困っていたそうだ。ある時この地を訪れていた弘法大師に依頼して湯を封じ、湯治客が来ない様にしたそうだ。1966年に湯封じを解き、温泉を復興して現在に至るとのこと。ここは隣にある親族が経営する「かじか荘」と共有の玄関先の混浴露天風呂が、そのロケーションの唐突さで有名だ。雑誌などに紹介されている露天のお湯は透明だが、ここに来て驚いたことにお湯の色がエメラルドグリーンに変化するということだ。ちなみに女湯はほとんど色が付いていなかったそうだが、男湯はきれいなエメラルドグリーンであった。

 まずは、名物の露天風呂へ向かう。露天風呂に最も近い角部屋に案内されてから気がついたのだが、玄関とは別に部屋の隣に勝手口があり、部屋から露天へ行く際には非常に便利で好都合だ。露天のお湯は内湯より濃度が高い感じで、硫化水素の臭いと白い湯の花があるのは、硫黄泉好きにとってはこたえられない。切明・和山・栃川・上野原と同じような泉質の多いこの地域にあって小赤沢と対照的な色と味がするので、はしごをするのが面白い。小赤沢の赤い鉄分を含んだお湯につけたタオルを、屋敷の硫黄分を含んだお湯につけたら興味深い化学変化が見られるかもしれない。見た目はかなり入り辛いが、入ってしまえば目隠しの大岩によって外を歩いている人からの視線は遮られる。脱衣所から露天に入るまでは丸見えなので、女性はさすがに入り辛いものがある。しかし、ここは一旦入ってしまえば目線の位置に大きな岩が配されているので、丸見えということはない。この露天風呂は、言ってみれば入ったもの勝ちの温泉と言える。先程宿に到着したおじいさんに連れられた小学校低学年の女の子と混浴になった。人懐っこい視線を投げかけて、どんどんこちらへ近寄って来るではないか!かえってこちらの方がはずかしい気分になってしまう。

 体を洗う為に内湯へ向かう。こちらは宿の建物とは別棟でガラス張りで眺めが良い。河岸の高台に位置し、外を歩く人の視線よりかなり高い位置に浴室があるので女性も覗かれる心配は皆無だ。湯口から出てくるお湯は露天に比べてかなり熱い為、ガンガン加水しているが、それでも結構熱い。コンクリートの床にスノコを敷き詰めてあるのには好感が持てる。天気が良ければ寝湯に寝そべりながら星空を眺めることが出来るそうだが、梅雨の真っ最中で星空は拝めそうにもない。

 隣のかじか荘に泊まったことがある人が山菜料理をほめていたのもあって、屋敷温泉に宿泊することに決めた。夕食のメニユーは山菜はもちろんだが、岩魚の塩焼きと岩魚のまるまる一匹使った吸い物が出てきてびっくりした。山菜料理のバリエーションは広く、予想したよりも質量ともに満足の行くものであった。長野県は馬刺しが有名であるが、ここで出された馬刺しは燻製されているのか非常にコクのある深みのある味で美味だった。夕食は5時15分くらいに呼ばれ、昼食を軽い物で済ませたのは正解だった。山奥の為受信できるテレビ局は限られていたので、早々と床につく。

 翌朝4時30分くらいに2階の子供達の元気な声で目覚める。5時頃に露天へ行くとすでに先客が一人いる。後から数人入れ替わりで入って来る。しばらく入った後に中津川にかかる吊り橋から朝もやに煙る景色を撮ったり、川のほとりの岩に腰を掛け、鳥のさえずりに耳を傾けてみたりする。6時頃朝日が昇ってきたので、朝日を浴びながら気持ち良く入浴を楽しんでいたが、大きなカエルが無残にも茹で上がって浮かんでいる。湯の色と一緒だったので、気が付くまでに時間がかかったが、排水のパイプに流して無事に成仏させる。
秀清館外観
秀清館外観
秀清館露天1
秀清館露天1
秀清館露天2
秀清館露天2
秀清館露天3
秀清館露天3
秀清館露天へ入るまぶりん麻呂。
秀清館露天へ入るまぶりん麻呂。
屋敷温泉の由来
屋敷温泉の由来
秀清館浴室
秀清館浴室
秀清館夕食
秀清館夕食
岩魚の吸い物
岩魚の吸い物
天麩羅
天麩羅
露天風呂の近くにはきれいな花が
露天風呂の近くにはきれいな花が
朝日を浴びて輝いていました
朝日を浴びて輝いていました
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