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来馬温泉 ★★★☆☆
風吹大池への登山口にあたる温泉
来馬温泉 風吹荘付近の地図
 施設名  風吹荘
 住所  長野県北安曇郡小谷村北小谷小麦平1283-1
 電話番号  0261-85-1144
 営業時間  10:00〜20:00
 定休日  火曜日
 料金  300円→400円
 泉質  ナトリウム・カルシウム−炭酸水素塩・塩化物泉
 取材年月日  2001.09.23 , 2004.03.21
 最近出来た「道の駅おたり」に併設されている温泉に引き湯をしている源泉が、この来馬温泉である。 風吹荘という名前は風吹大池への登山口にあたる温泉なのでそう名付けられているそうだ。 平成7年(1995)の大雨による姫川の水害によりこの湯は被害を受け一時休止していたが、翌年掘削し直して復旧したそうだ。 知名度が低い為か、このお湯にやって来るのは地元の住民か、よっぽど温泉好きな人と見受けられる。 食堂では風呂上りに一杯やっている?地元のおじさん方で盛り上がっているのを横目に、浴室へ向かう。

 脱衣所で成分分析表を見ると、この付近では珍しく成分が比較的濃厚なお湯のようで期待が高まる。 浴室は割と広く、洗い場もたっぷりあり、村営の日帰り温泉としてはまずまずの印象。 まず、目についたのが茶褐色のお湯と、大量の細かい茶色湯の花だ。成分が濃厚なことは、 析出した成分がタイルにこびりついて茶色に染まっていることに象徴されている。泉質的には小谷温泉に似た雰囲気の熱めのお湯。 お湯に入ったり出たりを繰り返す。三方を山に囲まれ、残る一方が姫川に面しており、ちょっとした高台にあるので、 窓からの景色はなかなか良い。
取材年月日 2001.09.23

 故宮脇氏の著作にもある「最長片道切符の旅」を生中継するという番組が2004.05.06よりNHKBS2・BShiで放映されています。 その予告番組の中で鉄道を利用して温泉へ行く達人として、管理人まぶりん麻呂。本人が出演しました。 「鉄道で温泉へ行く」という命題がいつの間にか、「温泉から列車が見える」に変わってしまい、ロケ地選びに苦労した。 最近流行りの駅内温泉というのは、掛け流しの本物の温泉を求める私にとってはあまり魅力を感じていない。 かつて足繁く通った白馬以北の駅の近くに温泉があることを思い出し、提案してみるとすんなりOKになった。 考えてみると私の乗り潰しの旅の後半は災害との戦いでもあった。阪神淡路大震災、雲仙普賢岳の噴火、そして姫川の水害である。 南小谷〜糸魚川が在来線の最後の未乗区間になっただけに、今回のTV取材は感慨もひとしおだった。

 北小谷駅は、姫川のほとりにひっそりとたたずむ鄙びた駅だ。駅の近くには国道こそ走っているが、人家は一軒もない。 僅かに対岸に道の駅とささやかな集落があるだけだ。ホームに立つと姫川の流れと新道と旧道の国道が走っているのが見える。 旧道の橋を渡り左手の坂を少し上がったところにあるのが来馬温泉風吹荘だ。 2年半ぶりに訪れてみて外見的には何も変わっていなかったが、経営が村から民間に移り、料金も100円値上がりしていた。 地元の入浴(にゅーよーく)の会の面々がレポーターの香田さんと会話をしている間、私は手持ち無沙汰で何もすることがない。

湯口のそばに陣取っているおじさんの足をふと見ると、なんと泡がいっぱいついているではないか!  以前来た時には湯口のそばに陣取らなかったので気が付かなかったのだが、飲んでみると金気臭とともに炭酸味を感じた。 たくさんの人数で入浴しているせいか、浴槽の縁からお湯が豪快に流れ出し、膝をついているカメラマンさんのジーンズがびっしょりになっている。 大糸線の単行キハ52が右手のトンネルから警笛を鳴らしながら現れ、ゆっくりと右から左へ走っていく。大糸線は川を挟んで対岸を走っている為遠目に見えるのだが、 スピードが遅いのが幸いして思ったより長い間見ることが出来た。なお夏場は日除けの為、浴室の窓にはすだれが掛けられるので温泉から列車を見たい方は注意して下さい。
取材年月日 2004.03.21
風吹荘外観
風吹荘外観
風吹荘男湯
風吹荘男湯
床が茶色に染まっている
床が茶色に染まっている
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