鹿教湯温泉から曲りくねった細い道で峠を越え、沓掛温泉へ到着する。
夕方の時間帯のせいか、対向車は全く無く、運転には苦労することは無かった。
共同浴場と数件ある温泉旅館の利用客用の駐車場は、日帰り入浴と思しき車で一杯だった。
小倉乃湯の名前は、裏山の山容が京都の小倉山に似ていることから名付けられた。
最近散策路も整備されており、浴後に散策するのも良いでしょう。
温泉の歴史は古く、平安時代にさかのぼる。国司の滋野親王が目を患い、入湯したところ直ったので薬師堂を建てた。
地名の旧称から「浦野の湯」と言われたこともある。文化7年(1810年)の「旅行用心集諸国温泉292ヶ所」にも記載されている。昔の沓掛温泉は旅宿が数件あって、湯治客で大変賑わい近隣の温泉をはるかに凌いでいたと伝えられる。昭和46年に田沢温泉と共に国民保養地温泉に指定された。
[記事抜粋]温泉入口に掲げられていた小倉乃湯の由来
ここは最近改築されたので、予想以上に立派な造りに驚いた。
券売機で入浴券を購入し、脱衣所に入ると丁度夕方の時間の為か、入浴客で大盛況だ。
シャワーとカランはもちろんのこと、浴槽にも人で溢れている。
二槽に分かれた浴槽のうち手前の広い方が温め適温。
奥の小さい方はかなり温い。奥の小さな浴槽は温いせいか、一人分くらいの空間があるのでそちらへ入る。
しばらくすると空いてきたので、豊富な湯量が出ている湯口に肩を当てる。飲泉すると僅かに硫黄臭が感じられた。
温い湯は以前からある源泉を使用しており、浴場の隣にある洗濯場にも引かれている。
温い湯が大変気に入ったので、結局適温の湯にはほとんど入らなかった。
浴後に洗濯場にて飲泉する。この施設は有料で洗濯物などを洗うのだが、なんと洗車料金が設定してあるのには驚いた。それだけ湯量が豊富な証拠であろう。しかし、硫黄泉で洗車して大丈夫なのだろうかと疑問が残った。
今回は混雑時だったので、空いている時間帯にまた訪れたて、二つの源泉を入り比べてみたい。
その後の調査で温め適温のお湯が新源泉のアルカリ性単純泉で、かなり温い湯が昔からある単純硫黄泉だということが判明しました。
なお画像につきましては、PCのクラッシュに伴うデータの損失に伴い永らく公開できませんでしたが、まぐぞー様の提供により公開できましたことをこの場をお借りしてお礼申し上げます。



