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山川温泉 ★★★★★
クリーム色の溶き卵状の湯の花
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 施設名  旅館 山林閣
 住所  熊本県阿蘇郡小国町北里1435-1
 電話番号  0967-46-4439
 営業時間  10:00〜20:00
 定休日  不定休
 料金  500円 家族風呂は別途800円
  (注 100円玉8枚必要です)
 泉質  単純硫黄泉
 泉温  46.5℃
 HP  http://www.sanrinkaku.jp/
 取材年月日  2001.03.12
 ファームロードを北上し山川温泉 山林閣へ向かう。共同浴場があるが、そこへは行かない。事前に詳しい場所を把握していなかったので辿り着けるか不安であったが、道端の看板に従って車を進めて行く。途中で未舗装の凸凹の激しい道が出現し、本当にこの道でいいのか疑心暗鬼になりながらも無事に辿り着く。3月半ばとは言え小雨そぼ降る山奥はかなり冷え込んでおり、フロントには暖房が入っており、冷え切った体をしばし暖める。一般的には共同浴場の方が良いのが普通だが、ここ山川温泉においてはちょっと違っている。idebin氏によると共同浴場は熱過ぎて入れない源泉浴槽にのみ湯の花が大量に存在するが、ここ山林閣は内湯、露天とも湯の花が豊富であるとのことだ。時間的に制約があり、共同浴場には行く時間がなかったので湯の花フェチとしては迷わず山林閣を選んだ。

 まず巨岩風呂に入る。53℃で少々熱いが、湯をかきまわすとたちまちクリーム色の溶き卵状の湯の花があたり一面に広がる。自分が椀物の具になった様な気分になったという表現がぴったりで、なかなか楽しめるお湯だ。次に丸太風呂に入る。ここは常にお湯が供給されているという訳ではなく、お湯を溜めてあるだけみたいだ。フレッシュなお湯ではないが、熱過ぎて入れないということはないので川を見ながら長湯が出来そうだ。こちらはさすがに湯の花はほとんどみられないが、それでもうっすら白濁してほのかに硫黄の臭いは残っている。

 ここは露天風呂が売りで時間帯によって三種類の露天が男湯、女湯、混浴と変わる。この時は丸太風呂と50t以上と推定される巨岩を配した巨岩風呂が男湯、滝と清流の眺めが楽しめる大小ふたつの浴槽のある滝の湯が女湯だった。両方の露天風呂を楽しむには、やはり宿泊するしか方法はない。男女別の内湯の窓を開け放てば、川が見え露天と変わらない景色が楽しめる。はるか上の方を仰ぎ見ると先程のファームロードが見える。滝の湯に入っていたら丸見えだろう。内湯の方が狭い為か湯の花の濃度は濃く感じられ、次回は泊まりで堪能したいお湯である。

 ここは山奥にもかかわらず北海道直送のかにづくし料理で知られる。廊下にも蟹の甲羅が並んでいる。建物の主材に松が使われ、純和風な作りは周りの自然に溶けこんでおり隠れ里の様相を呈している。緑に囲まれた静寂な環境、受付の対応や建物の雰囲気もなかなか良く、大好きな湯の花たくさんの硫黄泉とくれば文句のつけようのなさそうな宿である。観光客受けしそうに黒川温泉化しておらず、あと10年くらいすれば古き良き温泉旅館のたたずまいを感じさせるようになりそうな印象を抱いた。
山林閣 巨岩風呂
山林閣 巨岩風呂
山林閣 丸太風呂
山林閣 丸太風呂
山林閣 内湯男湯
山林閣 内湯男湯
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